貧血には、がんや腎臓疾患から来るものもありますが、ほとんどは鉄欠乏性と悪性のものに大別できます。
悪性貧血とは、鉄以外のビタミンB12と葉酸が不足することが原因で発症するものです。
予防法に関しては、これらの症状に合わせて、予防方法を変えていくのが賢い方法です。
通常の鉄欠乏性の貧血の場合では、鉄分をメインとした食事を心がけ、不足分はサプリメントなどで補うようにします。
ただ、鉄の吸収面や総合的な栄養バランスを考慮すると、B12と葉酸に関しても多少は意識して摂り入れる必要があります。
そして、悪性の場合では、B12と葉酸を食事から積極的に摂取します。
この症状の場合、鉄という材料があっても、そこからヘモグロビンを生成する機能が低下しているので、鉄分よりも各種ビタミンを摂取したほうが予防には効果的です。
貧血の予防レシピでは、鉄分やB12と葉酸の摂取がメインですが、その他ビタミンCやB群も同時に摂取するようにすると尚良いでしょう。
鉄分が豊富な食材を使用したレシピでは、しじみの味噌汁、焼き魚(いわし)、煮しめ、卵焼き、目玉焼き、レバニラ炒め、アサリのシチューなどがあります。
この中でも、卵焼き、目玉焼き、レバニラ炒めなどは、悪性貧血予防のレシピとしても活用できます。
また、アスパラガスやほうれん草の炒め物なども、悪性貧血に良い葉酸を含んでいます。
尚、おやつの中では、鉄分ならばポップコーン、葉酸ならばポテトチップスに多く含まれています。
貧血という名前を含みますが、全く異なる症状に脳貧血があります。
これは、脳への酸素供給が不足することが要因で発生するものであり、鉄欠乏とは直接的には関係ありません。
脳貧血を予防する方法は、生活スタイルを正常化することが一番です。
実際、寝不足や栄養バランスの悪化、血流の悪さなどが要因となるため、まず生活スタイルそのものを改善する以外には予防法はありません。
ただ、長時間の立ち姿勢や、過度の運動(特に足を使う運動)を行なうと、発生リスクが高まるので、たまに椅子に座ったり、休みながら運動を行なう必要があります。