溶血性貧血の原因

溶血性貧血の原因は、血液中の赤血球が通常よりも早く壊れてしまうことです。
症状には、もともと赤血球に異常が見られる先天性のものと、自己免疫性を主な原因とする後天性のものがあります。

また、過度のスポーツによっても発生することがあり、特に足に負荷のかかるスポーツを継続すると、発生することが多いとされています。

溶血症状の進行が激しい場合は、発熱や腰痛、尿が茶褐色になるなどの症状を伴い、血管内にて溶血発作を起こしている場合があります。

溶血性貧血には、微小血管性溶血性貧血と呼ばれる症状もあり、赤血球の破壊が毛細血管内で発生し、減少していくことが原因で発生します。

溶血性貧血の先天性原因

溶血性貧血の先天性原因は、遺伝による遺伝性球状赤血球症と鎌状赤血球症、そしてヘモグロビンの異常によるサラセミアなどがあります。

ただ、鎌状赤血球症とサラセミアに関しては、日本ではほとんど発生しておらず、一般的に日本の遺伝性の溶血性貧血と言えば、遺伝性球状赤血球症を指しています。

これらの症状は、いずれも赤血球の遺伝的な異常により起こるものですが、一般的に溶血性貧血と言えば、後天性の症状を指しています。

症状の有無を確かめる方法については、血液内科での診断を受けるのが良いでしょう。
尚、治療法に関しては、脾臓摘出治療が最も効果的です。

溶血性貧血の後天性原因

現在の溶血性貧血のほとんどは後天性原因により発生しています。
後天性原因で一般的なものでは、自己抗体により発症する自己免疫性溶血性貧血 を筆頭とし、血管内の溶血症状である、発作性夜間血色素尿症(発作性夜間ヘモグロビン尿症)などがあります。

これら後天性症状は、赤血球の異常による先天性症状と異なり、感染症や薬物など、外的な原因により発生するものです。

症状の改善には、副腎皮質ホルモン薬などで治療を行ないます。
この点は、脾臓摘出を主とする先天性溶血性貧血と比較した場合、治療方法の多さや治療後の予後などの点で有利とされています。


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