血液中のヘモグロビンが少なくなると、酸素が欠乏した状態になり、体内に様々な貧血症状が表れます。
これは、ヘモグロビンの原料となる鉄が不足することが主な要因です。
ヘモグロビン減少により伴う鉄欠乏性は、立ちくらみ、めまい、頭痛、顔色が青白い、肩こり、息切れ、動悸、疲れやすい、などがあります。
この症状は、すべてヘモグロビン減少による酸欠状態により発症する症状です。
ヘモグロビンを増加させるためには、鉄分の摂取と日々の運動も効果的です。
また、鉄の吸収を良くするビタミンCの摂取と、逆に吸収を悪くするタンニンとの同時摂取を避けることも大切です。
尚、運動に関しては、過度のスポーツなどは、逆に貧血を促す可能性があるので、避けたほうが予防メリットは大きいでしょう。
男女のヘモグロビンの正常値は、男性が14〜18g/dl、女性が11〜15g/dlとなっており、この正常値を下回った場合に貧血が疑われます。
一般的に、この数値が9程度になれば、中度の貧血症状であり、7.5まで低下すれば、かなり悪い状態だと言えるでしょう。
ヘモグロビン数値と症状は、人によって差がありますが、数値が9以下まで下がるようであれば、病院での鉄剤の注射や、経口鉄剤薬の服用などが求められます。
尚、血液検査の際には、ヘモグロビン数値の他にもヘマトクリット値の測定を行なうと、より貧血症状の詳細が分かるようになります。
ヘマトクリットの正常値に関しては、男性が39〜49%で、女性が36〜44%となっています。
貧血により低下したヘモグロビン数値の回復には、鉄分の補給が大切ですが、特にお勧めしたいのが動物食品から摂取する鉄分です。
通常、鉄分と呼ばれる成分は、植物性のものを指していますが、動物性食品に豊富に含まれる鉄分は、ヘム鉄と呼ばれる種類の鉄で、吸収率が通常の鉄分の5倍以上にもなるのです。
ヘム鉄の特性は、お茶のタンニンなどの影響を受けにくいとされているので、ヘモグロビン数値回復に非常に効果的なのです。