貧血には数多くの種類がありますが、基本となる症状には変わりはありません。
頭痛、息切れ、動悸、嘔吐、食欲の低下、慢性的な疲れ、立ちくらみ、などです。
これらは、貧血の種類こそ変われど、基本症状として現れるものです。
これは、体内の赤血球やヘモグロビンが不足することが要因であり、根本的には鉄分が不足すると、このような症状が表れます。
鉄分は、体内に貯蔵鉄として一定量が蓄えられていますが、食事バランスの悪化などにより、不足していくと症状が表れるのです。
貧血になると、赤血球やヘモグロビンという酸素の運び役が減少するため酸欠になり、それにより数々の諸症状が表れます。
貧血の種類には、鉄欠乏性貧血を筆頭に、脳の酸素が不足する脳貧血や再生不良性貧血、溶血性貧血、腎性貧血などなど、沢山の種類があります。
中には、脳貧血のように鉄分との関連性が薄い症状もありますが、通常は鉄分と密接な関係があります。
その証拠に、多くの鉄分が必要となる思春期や妊娠期などは、特に貧血になりやすくなります。
鉄分の摂取は、通常の食事により必要量が補えるはずですが、思春期や妊娠期に関しては、体内で消費される鉄分のほうが増加しがちになるため、どうしても症状が発生しやすくなります。
貧血症状が発生した場合の対策は、第一に鉄分の補給を心がけることです。
特に、多くの鉄分が必要となる思春期や妊娠期に関しては、レバー(特に豚・鳥)、ほうれん草、いわし、大豆など、鉄分が豊富な食材をふんだんに取り入れた食生活が求められます。
そして、それでも不足する分の鉄分に関しては、サプリメントを使用して補うのも良いでしょう。
通常の食生活とサプリメントを併用すれば、鉄不足になることはないはずですが、それにも関わらず貧血症状が表れたときは、病院での診断を受けるべきです。
ここでは、根本治療に適した鉄剤の服用を勧められるので、毎日の鉄剤服用と、食事療法を併用しながら症状の改善を図ります。